2013年秋より実施している、千葉県内各地の心理相談所との連携による「初診優先枠設定による早期発見・早期対応を図る体制」の実績を踏まえて、引き続き①公知・連携団体の拡充、②設定枠の拡大:今まで県内1ヶ所の対応枠を拡大し県内4地区に各1ヶ所の対応枠を設け、さらに基幹・中核病院との連携による初診優先枠を強化・拡大し、精神科領域におけるクリニックの応需環境を強化したいと思います。
千葉県FM局(bayfm78)にて「心のネットワーク事業」を告知
1月より千葉県のFMラジオ放送局「bayfm78」におきまして、60秒間のインフォマーシャル(情報提供メッセージ枠でのコマーシャル)を放送いたします。詳しくは、こちらをご覧ください。
千葉精診では、心理相談所との連携を通じて、初診診療を受けやすくする「心のネットワーク事業」を10月よりスタートいたしました。
相談機関等との連携による受診促進支援事業をスタートいたしました。
千葉県内各地には自殺念慮のある方達の相談業務を行っている団体があります。しかし、相談者の中に精神科医療の必要な方がいても、なかなか医療に結び付けて行くことは困難といえます。理由としては、相談所と精神科医療機関との連携が取れていないこと、精神科診療所の初診の予約が2~3ヶ月待ちであること等があげられます。
そこで、千葉精診では各地の相談所との連携を深め、会員が交代制で初診優先枠を設けることにより、早急に精神科医療が必要な方達が早期に受診できる、早期発見・早期対応が図れるシステムを構築いたしました。詳しくはこちらをごらんください。
災害支援活動報告
千葉精診協力日:6月4日(土)~6月10日(金)
(仙台へボランティアとして出勤)
日精診の災害支援活動協力者一覧
式場 典子 先生 式場隆三郎記念クリニック 6月4日~5日
池田 良一 先生 市川ストレス不眠クリニック 6月5日~6日
河野 周一 先生 河野医院 6月5日~9日
林 重充 先生 メンタルケア林クリニック 6月5日~9日
山田 純子 先生 千葉メンタルクリニック 6月6日~7日
西尾 正人 先生 鎌取メンタルクリニック 6月8日~10日
木村 直人 先生 御所クリニック 6月8日~10日
「こころの悩みに届くメッセージ活動」を開始しました。
千葉精診では、昨年4月より実施している自殺予防を目的とした啓発活動を今年度も実施いたします。
2011年6月より、『千葉県地域自殺対策緊急強化基金事業』活用のもと、千葉県の主要交通網である「京成電鉄」と「JR総武線(他千葉県内のJR各線)」で車内広告において自殺予防を目的とした啓発活動を行っています。
本活動は、主に地域の路線住民・通勤者や近隣の事業所責任者(こころの悩みをかかえる方・精神疾患層、あるいはその家族や同僚、管理責任者等)へのコミュニケーションの発信、また専門医への受診啓発を行うことで増加傾向にある人身事故(電車飛び込み自殺等)の抑制、予防の活動事業として取り組んでいます。
本活動において特に焦点を当てているのが、人身事故の上位を占めるビジネスマンです。
ビジネスマンにとって、ストレスは日常的に抱えざるを得ないものとなっています。事実、厚生労働省の調査でも、6割以上が何らかのストレスを日々感じています。
この日常的「ストレス」は、「うつ病」に発展することも多く、そして場合によっては「うつ」から「自殺」へとつながるケースも珍しくありません。また、仮に「うつ状態」に気がついたとしても、多くのビジネスマンは対外的印象や時間的制限などから、精神科への受診機会を失っている状況です。
こうした現状を踏まえ、千葉精診では精神科への受診に訪れる機会を創出するとともに、早期治療を含めた『こころの悩み』の解消=「ストレス」から「うつ」、「うつ」から「自殺」の予防に努めてゆきたいと考えます。
展開期間 2011年6月~2012年3月
関連ホームページはこちら http://www.capc.jp/c/