中学30期生・高校27期生入学式終了(2014,4,9)

SONY DSC 昨日4月8日(火)、開花からしばらく経過したもののまだ満開の桜のもと、本校の中高合同の入学式を挙行致しました。ピカピカの中学1年生110名、高校1年生119名を迎えて、本校生全員で672名となり、笑顔と感動の新学期がスタートいたしました。

 入学式の校長式辞では、本校の教育目標である「自主研鑽」「敬愛奉仕」「健康明朗」を紹介し、その意図するところを説明するとともに、ノートルダム清心女子大学の渡辺和子名誉学長のベストセラー『置かれた場所で咲きなさい』(Bloom where God has planted you)を例に出させていただき、入学した学校が第1志望であるとの思いで、本校での学校生活で、日々学業に努力することで、結果として大輪を咲かせましょう、と伝えると共に、亀井勝一郎の「人生は邂逅の連続である」「邂逅こそ人生の重大事」を例に、本校での先生方や友人との出会いを大切にするとともに、金子みすゞの「私と小鳥と鈴と」の一節に「鈴と、小鳥と、それから私、みんな違ってみんないい」とあるように、一人ひとりの個性を尊重し、互いの違いを認め合いながら切磋琢磨する友人関係を作り、6年間或いは3年間の、人生におけるいわば疾風怒濤の時期を有意義なものと致しましょうと訴えました。彼らの私を見つめるまなざしの真剣さが直に伝わり、今後の大いなる活躍が確信される、まさに感動的な入学式でした。

 入学式直後の10日(木)には中学1年生のオリエンテーション合宿が始まります。これは、千葉県の九十九里浜白子での2泊3日、本校での日常的な生活習慣やきまり等について指導することにより、本校生としての自覚を促すことと、クラスの仲間作りを中心とした宿泊行事で、これが終わるといよいよ本格的な学校生活が始まります。

 一方、他の学年では各種学力テストや大学受験に向けての模擬試験を実施、前年度までの学力の定着度を生徒・教員それぞれに把握・確認し合いながら、新学年の学習態勢を整えます。中2~高2は、12日(土)から、高3は14日(月)から、そして中1は15日(火)から本格的な授業が開始されます。

 春休み中、部活動等で登校する生徒以外は比較的静かであった学園も、再び若さ横溢、明るい歓声の絶えない毎日が展開されております。