アフタヌーン説明会終了・ダンスドリル部多摩市長訪問(2014,4,30)

     ここ多摩聖ヶ丘では、百花繚乱の季節から、緑一色の季節へと、春は足早に通り過ぎ、早くも初夏の装いとなり、恵風和暢、いつの間にか鶯の声も途絶え、不如帰が鳴きそうな気配さえ感じられます。本校舎の周りには、都立桜ヶ丘公園を筆頭に、大小様々な公園が点在しており、永山、或いは聖蹟桜ヶ丘駅までの森林浴も楽しみなくらいの緑に覆われております。今月最後のWeb日記をお届け致します。

 4月21日(月)からの一週間、28日(月)には、本校では初めての試みであるアフタヌーン説明会を開催致しました。「土・日曜日以外に説明会はないの?」という受験生の保護者や塾関係の方々の声にお応えして、ウイークデーの午後2時半から開催致しました。授業見学や放課後の活動等ご覧いただくこともあり、事前登録制でお申し込みいただきましたが、お陰様で11名の皆様にご参加いただき、学校紹介DVDの視聴後、中学1,2年生の授業参観、SStime(Self Study Timeの略、授業終了後の自習時間)の様子を見学していただき、学校図書館や体育館、温水プール、購買、理科実験室等の施設巡回の後、私の方から「聖ヶ丘の教育を語る」と題して、本校の学校概要や各種教育活動等の説明、石飛教頭兼入試広報部長からは、2014年入試報告と2015年入試について説明させていただきました。2015年入試では、通常の入試に加えて,適性型入試を導入することも紹介し、5~6年後に導入されるであろう達成度テスト形態での大学入試を見通した対策についても説明致しました。終了後、ご参加の皆様からも幾つかご質問もいただき、お陰様で、初めての試みとしては、有意義な説明会となりました。平日の午後という時間帯にもかかわらず、ご参加いただいた皆様に感謝申し上げております。

 4月21日(月)からは、これも本校初めてのことですが、高校3年生全員対象の校長面談を始めました。有岡教頭同席の上ではありますが、高3生一人ひとりとの個人面談は、私にとっても実に新鮮そのもの、青春ど真ん中の彼らとの会話は楽しく弾み、一人10分の所要時間はあっという間に終わってしまいます。面談中に思わず1首、

*ともすれば忘れし心蘇る今青春の君と語りて

 面談内容は、概ね、現在の学習状況や部活動での活躍の様子を聞きながら、私の方からは、受験に臨む気構えと激励をすることに尽きますが、真剣な眼差しで私を見る彼らの目の輝きは青春そのもの、素直で純粋な若者の前途洋々たれと祈らずにはいられません。124名全員との面談は、今後5月20日(火)からの中間考査直前まで続きます。

20140424drill (1) 4月24日(木)、アメリカでの「American Dance Drill Team National/International Competition2014」に出場し、世界一になった高校ダンスドリル部の生徒11名と、阿部裕行多摩市長を表敬訪問させていただきました。既に本校HP上で紹介している通り、ダンスドリルのPOM部門24チーム中1位、全部門約300チーム中総合1位という快挙を成し遂げたことから、地元多摩市の阿部市長に報告・御礼を兼ねて訪問させていただきました。多摩市役所3階のエレベーターを降りるやいなや、企画政策部、広報広聴課等、3階で業務に携わっておられる職員の皆様全員が、総立ちで拍手をもって迎えて下さり、恐悦至極でした。

20140424drill (2)

阿部市長からは、今回の結果は、学校の名誉であることは言うまでもなく、多摩市の誇りでもあり、皆さんの活躍はとても嬉しい、という過分なお言葉までいただき、私どもはもちろん、部員一同身の引き締まる思いが致しました。翌日の読売新聞(多摩版)でも大きく取り上げていただき、関係各位に深甚なる感謝の意を表したいと思います。